先日BSデジタルを観ていたらリーリトナーのライブをやっていました。
その中でジェントルソーツのリユニオン「キャプテンフィンガーズ」
やっていたのを観てボルテージが上がり今回のOrange Squeezerです。

私が高校生の時はまさにフュージョンブームでこの頃ジェントルソーツの
ダイレクトカット盤
を聞いてOrange Squeezerを買いました。
音叉のマークがあるオリジナルです。数年後にギターを倒したときに
ケースというかパネルがグニャッとなっちゃったのでまた買い直しましたが、
その時は音叉のマークはもうなかったです。ダイナコンプも持ってましたが
あまり使わず、私にとってコンプと言えばやはりOrange Squeezerです。

前置きがながくてスイマセン(笑)
これもTonepadGeneralGuitarGadgets両方に製作記事がありますが、
Envelope Filterと一緒に基板を注文したので、Tonepad版で作ります。
記事には古いファイル新しいファイルがありますが、届いた基板はなぜか古い方でした。
両者の違いはバイアスコントロール基板上のトリム
パネルマウントのPOTかです。
Orange Squeezerバイアスコントロールはいわゆるサスティーン
ツマミとは違ってスウィートスポットの範囲も狭く、一度好みにセットしたら
後はほぼ触らないので基板上のトリムがいいと思います。
古い方の基板でも工夫してトリムを付けられます

パーツは気まぐれで抵抗に金属皮膜、電解コンデンサーは全部
ニチコンのミューズにしました。効果のほどはわかりません。(笑)

部品数が少ないので楽勝で完成ですが、相変わらず配線の
取り回しがヘタでグチャグチャです。
これは特にイジルつもりはないのでこれでヨシとします。

ベースや高出力のピックアップのギターを繋げて音が歪んじゃう時は
古い方の回路図でいうとオペアンプの1番と2番に繋がっている220k
抵抗を200kにかえると良いようです。また、その抵抗に並列に51pfか
100pfのコンデンサーを付けると多少ヒスノイズが弱まるそうです。

私は51pfを付けてさらにオペアンプ4558から5532に換えて
大分ヒスノイズが減りました。


写真で見える縦に収まっている基板は2石バッファーです。
10数年間BOSSのボリュームペダルに組み込んでいたものですが、
ペダルのPOTの調子が悪くなってきたのでローランドにPOTだけ
売ってもらえるか聞いたところダメということでした。
しかも改造してあるので修理扱いでも受けられるかわからない
ということだったので外付けにすべくこのケースに強引に組み込みました。
これならローインピーダンス用ボリュームペダルだったら
どれでもイケますから。

インプット***バッファー***Orange Squeezerと繋がっていて
バッファーはバイパスできないようになってます。



音は正にアノ音です。ダイレクトカットバージョンの「キャプテンフィンガーズ」
のイントロのコードカッティングをすると最高です。


欠点としてピッキングしてチョットしてからジワーッと音量が上がってくるのと
コードとか複数の弦を弾いて音を伸ばすとなんか微妙に揺れます。
ウスーいトレモロみたいな感じで、ピッチではなく音量が上下してます。
まあ曲中だとさほど気になりませんが。

Orange Squeezer
ってこんなのだったでしょうか?それとも今回のは
どこか間違っているのか謎ですが、気にしない事にしました。(笑)

それともう一点、これだけがACアダプター(BOSS PSA-100レギュレートされた
9Vが出てると思いましたが)を繋ぐとブーンというハムノイズが乗ります。
バイパス時(バッファーは常時ONです)は平気なのですが。
知識が無いなりに基板上の電源ラインとアースの間に47uf,100ufの
電解コンデンサーを付けても効果ありませんでした。
バッファーを組み込んだのが原因でしょうか。

どなたかこれの解決方法をご存知の方がいらしたら
ご一報頂ければウレシイです。
2005/7/11


電解コンデンサーはニチコンのミューズと書きましたが、
MUSEの後継品種のFWシリーズというモノでした。スイマセン
2005/8/21

Orange Squeezer




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